リンドウは、その種類も多く那須野ヶ原一帯に自生し、春から秋にかけて咲き誇ります。そのすがすがしい藍紫色の花の姿は、清そにして気品を保ち、私たちの心をなごませてくれ、多くの人々に親しまれています。
特に初秋の澄みきった空に映えるリンドウは、自然に恵まれた那須町のシンボルとしてふさわしい花といえます。
ゴヨウマツは、古い時代より那須岳一帯に自生し、那須の景観を一層豊かにし、町民に親しまれています。
常盤の緑を保ちながら自然の風雪に耐えるその樹形は、真にたくましく、美しいものです。幹は天を仰ぎ、力強く勇壮。まさに、町民の心意気と限りなく発展する那須町を象徴するにふさわしい木であるといえます。
カッコウは、ホトトギス科の鳥で、5月頃から渡来し那須町一帯に住みつき、カッコー・カッコーと初夏をつげるが如く早朝から美しい声を聞かせてくれます。
広大な本町の大自然に、さわやかさを一段と増すカッコウの鳴き声は、人々の心を和らげ、明るく住みよい那須町にふさわしい鳥といえます。