那須町の行政・産業・流通の中心的役割を果たしてきた那須エリアは、米を中心とした水田地帯と、黒田原地区、高久地区を中核に、本町の中心地区を形成する地域となっています。
黒田原地区は、県道の主要幹線道路3路線を軸に形成されており、町役場、文化センター、中央運動公園およびスポーツセンター、那須スイミングドーム、余笹川ふれあい公園等、本町の主要な都市的サービス機能および居住機能が集積しているほか、高原エリア、芦野・伊王野エリアなどの各地域を結ぶ重要な役割を持っている地域となっています。
21世紀を展望し、本町の活性化をけん引する拠点として、都市計画の導入により秩序ある市街地の形成と公共下水道の整備など都市施設の整備を推進しながら、商業機能の強化に努めるとともに、企業誘致により雇用の場の創出を図り、活力と魅力ある町づくりを心がけています。
一方、高久地区は、菱喰内工業団地が立地し、工業および流通の拠点となっており、近年、人口の増加がみられ、今後益々発展していくことが見込まれるため、宅地開発の推進や公園の整備を促進するなど、より一層良好な居住環境の創出に努める必要があります。
また農業振興地域でもあるため、この地域では、農業地帯としての振興を図る必要もあり、農業生産基盤の整備を図るとともに、米、畜産、花きなどの振興も推進されています。
那須町の産業 りんどう大橋