～不起訴には11人の審査の目～　　ご存じですか？検察審査会制度

  検察審査会制度は、検察官が事件を裁判にかけなかったこと（不起訴処分）のよしあしを、選挙権を有する国民の中から「くじ」で選ばれた11人の検察審査員が審査する制度です。昭和23年に制度が始まってから、これまでに55万人以上の方が検察審査員・補充員に選ばれています。

  検察審査員・補充員は、各市町村の選挙管理委員会が、選挙人名簿に基づき、くじで検察審査員の候補者を選びます。選ばれた人の中から、検察審査会事務局が、くじで検察審査員・補充員を選びます。任期はいずれも6ヵ月です。
  検察審査会は、検察官の公訴権（被疑者を裁判にかける権限）の行使に対し、国民の声を反映させる大切な役割を果たしています。
  検察審査会は、全国に165カ所設置されており、全国の地方裁判所と主な地方裁判所支部の中にあります。詳しい情報をお知りになりたい方は、検察審査会のホームページをご覧いただくか、検察審査会事務局までお問い合わせください。
 

• ホームページアドレスhttp://www.courts.go.jp/kensin/
• 大田原検察審査会（宇都宮地方裁判所大田原支部内）
  電話  0287-22-2112