那須町と大田原市の家庭から出されたゴミは「広域クリーンセンター大田原」へ運ばれ焼却処分されています。焼却によりすべてのごみが無くなるのではなく、焼却灰等のいわゆる焼却残さが発生します。焼却残さは「那須グリーンネクサス」(那須町)へ運搬され埋立処分されています。
この、那須グリーンネクサスは、大田原市及び那須町における焼却残さ等を安全に埋立て処分する施設として令和4年2月に完成しました。
当最終処分場においては周辺環境に配慮し、粉じん等の飛散防止、悪臭の発生防止、景観の保全を目的として、埋立地を屋根で覆ったクローズド型処分場を採用しています。
埋立施設は、コンクリートピット構造となっているため、埋立物や浸出水の流出に対して十分な性能を有していますが、壁面部に一重遮水シート、底面部には二重遮水シートや漏水検知システムを設置し、より強固な流出防止対策がとられた安全性の高い施設となっています。
また、埋立物の安定化促進のため、人工的に散水を行いますが、その際に発生する浸出水は浸出水処理施設において適正に処理され、散水に循環再利用することにより、施設外部への放流を行わない無放流循環方式としています。
那須グリーンネクサス事業(一般廃棄物最終処分場)
問合せ先
那須地区広域行政事務組合 事業課
電話番号 0287(65)3611