芦野地域

奥州街道の宿場町、城下町の面影を今なお伝える芦野石の産地

  旧奥州街道(現在国道294号)の宿場町、城下町として発展し、今なお当時の面影を伝える芦野エリアは、町域の東部に位置しています。JR東北本線からは少し離れてしまいますが、国道以外にも大田原に続く大田原芦野線、黒田原市街地を結ぶ大子那須線、2本の主要地方道が走っています。

  この芦野エリアは、奥州街道沿いに古くから宿場町、城下町として栄えてきた芦野市街地があり、米作を中心とした農業地帯、八溝材として知られる林業地帯、さらに芦野石の産地としても有名です。そうした一方で県立の八溝自然公園内に豊富な史跡が点在し、特に西行や松尾芭蕉が詠んだことで知られる遊行柳や御殿山(桜ヶ城)など歴史的資源に恵まれた地域でもあります。こうしたことからも、農林業や芦野石などの地場産業だけでなくこの地域に豊富にある、歴史的にみても重要な史跡を活かした観光の振興を図りながら、地域の活性化を促進しています。

  国道294号沿いには、素朴な自然景観にとけこむように遊行柳と遊行庵があり、芦野の里を訪れる人々に安らぎを与えています。

  『道ばた』の特徴ある環境づくりのため街道沿いに一里塚や道祖神の整備や御殿山とその周辺整備など歴史の郷愁をかきたてる里づくりが進められています。また、郷土の歴史資料を展示し、那須町の歴史が一目で分かる『那須歴史探訪館』も御殿山のふもとに平成12年10月オープンしました。

  その一方で、米を主体とした農業生産基盤整備を進め、また八溝材のブランド化を図り農林業の振興を促進するとともに、芦野石や林産物など地場産品加工販売施設を整備し、地場産業の育成・発展に努めています。

武家屋敷門の写真 三光寺の写真

武家屋敷門                                   三光寺


掲載日 平成29年10月5日 更新日 平成29年11月17日
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