工場や自動車などから排出される窒素酸化物や揮発性有機化合物などが太陽の紫外線を受けて光化学反応により「光化学オキシダント」に変化し、空気中に停留しスモッグ状になることをいいます。光化学スモッグは、「風が弱く、気温が高く、晴れた日」に発生しやすく、「目がチカチカする」、「頭痛がする」、「息苦しい」などの症状を引き起こします。
県では、毎年4月1日から9月30日までを光化学スモッグ対策期間として、市町村や報道機関等と協力しながら注意報などの光化学スモッグ情報を住民に提供し、被害の未然防止に努めています。
栃木県では23測定局でオキシダント(OX)の測定を実施しており、県内を7つの区分に分け、区分ごとに注意報などを発令しています。
各測定局の測定値は栃木県のホームページで確認することができます。
オキシダントの測定値が一定基準を超え、気象条件からみて継続されると予想される場合、栃木県から注意報等が発令されます。
注意報等の情報は栃木県防災メールで確認することができます。