入湯税は、鉱泉浴場(温泉浴場)における入湯客の入浴行為に対して課される税金です。この税金は、環境衛生施設、鉱泉源の保護管理施設および消防施設その他消防活動に必要な施設の整備ならびに観光の振興(観光施設の整備を含む。)の費用に充当されます。
入湯税は、鉱泉浴場でのすべての入湯行為(入浴)に対して課税されます。従って、鉱泉浴場を備えた施設であれば、旅館、ホテル等の宿泊施設、料理屋や飲食店のいずれであるとを問わず、また、宿泊者であると否とを問わず、温泉及び鉱泉の入浴客に対し課税されます。
入湯税は地方税法第701条により、次のような費用に充当されます。
令和6年度当初予算の那須町の入湯税概要は、次のとおりです。
入湯税の使途 | 充当額 | 割合 |
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環境衛生施設の整備 | 2,940万円 | 17.3% |
鉱泉源の保護管理施設の整備 | 20万円 | 0.1% |
消防施設等の整備 | 1,300万円 | 7.6% |
観光の振興 | 4,520万円 | 26.6% |
観光施設の整備 | 8,253万円 | 48.4% |
合計 | 17,033万円 | 100.0% |