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トップ教育・文化・スポーツ教育委員会那須町独自教科「NAiSU(ナイス)タイム」> 特別な教育課程「NAiSU(ナイス)タイム」の概要

特別な教育課程「NAiSU(ナイス)タイム」の概要

那須町が推進する幼保小中一貫教育の出発点として、以下の5つの教育課題が挙げられます。
(1)多様な子ども達への理解と長期的な対応の必要性
(2)価値観の多様化時代に即した教育施策・学校の再編
(3)地域住民の声に支えられる学校作りの検討
(4)児童・生徒が地域や学校に誇りを持てる環境づくりの推進
(5)地域における人と人のつながりを深める施策の体系化
これらの教育課題の解消のために、3つの内容(「人間関係プログラム」「防災教育プログラム」「プログラミング教育」)から働きかけるのが、新教科「NAiSUタイム」です。「人間関係プログラム」では、人間関係の構築や社会性の育成のための技能の習得を図りながら、社会人として求められる学力の基盤となる人間関係力を育成します。「防災教育プログラム」では、地域特性に応じた防災・減災教育をとおして、自分や周りの人の命・安全を守ろうとする態度を育成します。「プログラミング教育」では、AI時代における倫理的思考力の育成を図ります。
これまで各教科や特別活動等で別々に扱ってきたこれらの内容を、「関わる力」というキーワードで結び付け教科化することにより、各教科、外国語活動、道徳、特別活動及び総合的な学習の時間等の強化・補完に繋がることが期待できます。

時数は25時間扱いとし、「人間関係プログラム」8時間、「防災教育プログラム」7時間、「プログラミング教育」10時間とします。ただし、小学1・2年生は「プログラミング教育」を7時間とするので、22時間扱いとします。
3つの内容に対する充当時間の算出は、小学校においては、「人間関係プログラム」は特別活動の学級活動を4時間、国語、社会、算数、理科を各1時間減らして行います。「防災教育プログラム」は、3年生以上は理科・社会・保健体育(1・2年生は予備時数で)を各2時間、特別活動を1時間減じて行います。「プログラミング教育」は、3年生以上は総合的な学習の時間を10時間、1・2年生は生活科を5時間、図工と音楽を1時間減じて行います。
中学校においては、「人間関係プログラム」は特別活動の学級活動を4時間、国語・数学・英語・音楽を各1時間減じて行います。「防災教育プログラム」は、社会、理科、保健体育を各2時間、特別活動を1時間減じて行います。「プログラミング教育」は、総合的な学習の時間を10時間減じて行います。

那須町幼保小中一貫教育では、「NAiSUタイム」を、教育課程の中核に位置付け、今後の町の学校教育の柱としていくことを想定しています。

 

掲載日 令和4年5月10日 更新日 令和4年5月12日
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