そこで、同じ生活圏内である那須塩原市・大田原市・那須町（那須地区3市町）においても、ともに手を組んでレジ袋削減の推進に取り組むことになりました。 

  これまでに、消費者団体・事業者・商工団体・行政とで2回の意見交換会を設け、レジ袋削減に関して協議してまいりました。
  そのなかで、ともに積極的にレジ袋削減に取り組む組織として、3市町内で独自に協議会を設立するという結論に達し、平成22年3月27日に「那須地区レジ袋削減推進協議会」を設立いたしました。 

「那須地区レジ袋削減推進協議会」の概要  

 

那須地区レジ袋削減推進協議会概要 

設立日	平成22年3月27日
会長	阿久津 憲二（那須塩原市長）
参加者	消費者団体（7団体）、事業者（14社）、商工団体（6団体）、行政（3市町）
目的	循環型・脱温暖化の構築に向けて、那須地区3市町圏内の消費者団体・事業者・商工団体・行政が協力をして、レジ袋無料配布中止等によりレジ袋の削減を推進すること

これまでの経緯   

これまでの経緯

平成22年1月26日	第1回意見交換会開催	事前にアンケートを実施し、その結果やレジ袋削減に向けての課題についての意見交換を実施 ※出席者消費者団体     7名 事業者                    11名 行政（3市町・県）
平成22年2月26日	第2回意見交換会開催	商工団体を加え、レジ袋削減の方策について協議。「レジ袋無料配布中止」を目的とした協議会の設置が決定 ※出席者消費者団体    7名 事業者                   10名 商工団体                  5名 行政（3市町・県）
平成22年3月27日	協議会設立総会および第1回協議会開催	会長・副会長の選出 「レジ袋削減の取組宣言」を採択 今後の事業計画について
平成22年5月18日	第1回協議会部会開催	レジ袋無料配布中止実施について協議

  ※平成22年6月下旬     第2回協議会部会開催予定 

  これから3市町においてもより積極的にレジ袋削減に取り組めるよう検討していきます。
  住民のみなさまにもレジ袋削減にご理解・ご協力をお願いいたします。

なぜ、レジ袋を削減するの？ 

  便利で豊かな生活は、資源の枯渇や地球温暖化など地球環境に大きな負荷を与え続けています。これらの環境問題を強く認識し、私たち一人ひとりが日常生活の中で、できることから行動し、「地球にやさしいライフスタイル」へと改めて行かなければなりません。そのひとつとして、無料でもらえるレジ袋を断り、マイバッグに切り替えることは、誰もが心がけひとつで容易に取り組むことができることです。さらにはごみ減量や資源の問題、二酸化炭素排出量の削減など、大きな効果が期待されています。

レジ袋削減の効果について

栃木県におけるレジ袋の年間消費量は、約4億8千万枚といわれていますので、（乳幼児を含む）県民一人あたり1年間に約240枚使っていることになります。

  レジ袋1枚を削減すると・・・約10グラムのごみの減量
                                        約47グラムの二酸化炭素の削減
                                        約18．3ミリリットルの原油使用抑制 

  たった1度の買い物で、これだけの地球温暖化防止対策を実施することができます。
  みなさんも環境のために、まずは 『マイバッグ』からはじめましょう！

協議会構成団体 

協議会構成団体 

消費者団体（7団体）	那須塩原市くらしの研究会 那須塩原市生活学校 那須塩原市黒磯地区婦人会 那須塩原市鍋掛地区婦人会 大田原市くらしの会 大田原市生活学校 なす町消費者友の会
事業者（14社）	イオンビッグ株式会社 株式会社カインズ 株式会社さかいりショッパーズ 株式会社塩原屋 株式会社諏訪ストア 株式会社たいらや 株式会社ダイユー 株式会社ベイシア 株式会社みのり 株式会社三桝屋 株式会社オータニ 株式会社ヨークベニマル 株式会社とりせん 株式会社トライアルカンパニー関東本部
商工団体（6団体）	大田原商工会議所 黒羽商工会 那須町商工会 那須塩原市商工会 西那須野商工会 湯津上商工会
行政（3市町）	那須塩原市 大田原市 那須町

参加事業者等の募集について

  那須地区レジ袋削減推進協議会では、現在も協議会に参加いただける事業者等を募集しております。
  趣旨にご賛同いただける方は、店舗等が所在する市町の窓口までご連絡ください。  
 

参加事業者等の募集窓口

大田原市生活環境課	TEL  0287－23－8706
那須塩原市環境対策課	TEL  0287－62－7301
那須町環境課	TEL  0287－72－6916