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専称寺の来迎図

専称寺の来迎図

仏教の浄土教において、紫雲に乗った阿弥陀如来が、臨終に際した往生者を極楽浄土に迎える為に、諸菩薩や天人を引き連れて人間世界へ迎えに下降して来る姿を描いた図様を来迎図という。

平安時代の中ごろ(11世紀)、阿弥陀信仰が盛んになり、多くの来迎図が描かれた。雲の上で立ち、合掌しているのが観音菩薩、蓮台を持っているのが勢至菩薩である。本来、浄土信仰であるので、浄土系の宗派の図様であるが、全宗派的な広がりを持っている。

『観無量寿経』に基づいた来迎図では、当麻曼茶羅に見られるように上品上生から下品下生までの九品往生に分かれるため、来迎の様も、それぞれ異なって描かれている。

本軸は絹本で色あせや傷みは少なく、保存状態は良い。安土桃山時代の作と伝えられているが添書きや作者を明らかにする落款などは不明である。時宗專称寺に伝えられるものである。

概要
名称 専称寺の来迎図
所在地 那須町大字伊王野1622(専称寺)
種別 有形文化財/絵画
指定  
指定年月日  

 

 

 


掲載日 令和6年12月26日 更新日 令和7年4月8日
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