第6次那須町振興計画(平成18年度から平成27年度まで)
第6次那須町振興計画の策定について
那須町では、「緑と伝統を活かすまちづくり」、「やすらぎと心ふれあうまちづくり」、「豊かな暮らしと活気のあるまちづくり」を基本理念に、町の将来像を「緑と活気にあふれ心ふれあうまち」を目標とした第6次那須町振興計画を策定しました。
この第6次那須町振興計画は、10年後のまちづくりの目標となる基本構想と5年間に実施すべき施策の方向を定めた基本計画からなり、策定に当たりましては、町民の意見を広く反映させるため、公募委員を含む町民参画の会議として、長期ビジョン策定懇談会を設置し、また、住民意識調査をはじめ、町内18地区によるタウンミーティングの開催や各種団体を対象に開催しました町政懇談会等による意見・提言を踏まえ、庁内の振興計画策定委員会及び幹事会におきまして検討を行い、平成17年12月議会において決定されました。
21世紀を迎え、社会・経済情勢は一層変化し、那須町を取り巻く状況も環境問題、社会の安全・安心の確保、自治体としての自立性の確立など、総じて厳しい状況になっております。しかし、こうした状況にも創意と工夫をもって積極的に対応し、これまで守り育ててきた町の豊かな資源、文化、活力を将来にも継承し、明るく住みよい町を築くための将来展望を町民のみなさんと共有し、今後の那須町づくりを進めていく必要があります。
本計画は那須町に生まれ、住み、そして訪れる多くの人の「幸福感と満足感」そして「夢」の実現に向けて、町が行う福祉、産業、環境、建設、上下水道、教育など、多岐の分野にわたって取り組みを進めていくための指針となるものです。そして、厳しさを増す社会情勢・財政事情も踏まえ、行政だけではなく、町民のみなさんも共に考え、取り組んでいくための前提となる、まちづくりの方向や、それを実現するための基本的な考え方と政策・施策を定めるものです。
第6次那須町振興計画の概要について
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策定の目的
21世紀を迎え、社会・経済情勢は一層変化し、那須町を取り巻く状況も環境問題、社会の安全・安心の確保、自治体としての自立性の確立など、総じて厳しい状況になっております。
しかし、こうした状況にも創意と工夫をもって積極的に対応し、これまで守り育ててきた町の豊かな資源、文化、活力を将来にも継承し、明るく住みよい町を築くための将来展望を町民のみなさんと共有し、今後の那須町づくりを進めていく必要があります。
このような背景のもと、本計画は那須町に生まれ、住み、そして訪れる多くの人の「幸福感と満足感」そして「夢」の実現に向けて、町が行う福祉、産業、環境、建設、上下水道、教育など、多岐の分野にわたって取り組みを進めていくための指針となるものです。そして、厳しさを増す社会情勢・財政事情も踏まえ、行政だけではなく、町民のみなさんも共に考え、取り組んでいくための前提となる、町づくりの方向や、それを実現するための基本的な考え方と政策・施策を定めるものです。
- 計画の構成と期間
- 那須町の将来像・・・那須町づくりの目指すべき方向を、「自然・歴史」、「人・心」、「産業・活力」をキーワードにして以下のように定めます。
- 那須町は、豊かな自然、歴史と食の資源に恵まれ、首都圏内に位置し、交通利便性も高く、知名度やイメージが秀でています。町は、これらの自然と環境の保全に重きを置き、観光、農業、商業など多様な産業が連携し、活力のある町をつくっていきます。
- 町の資源の保全と魅力を高めていきながら、那須連山や八溝の山並みが織り成す雄大な自然、高原リゾート、山麓の丘陵地を利用した自然とふれあいを楽しむ、より魅力のある町をつくっていきます。
~那須町に住む誇りと満足感が得られる町~
- 町が持っている歴史と伝統を守りながら人づくりに努め、地域のコミュニケーションを充実させ、先人から継承された文化・習慣を大切にするとともに、子どもからお年寄りまでが、居心地のよさを感じる町をつくっていきます。
- 人の心が伝わる町づくりに努め、町に関わる様々な人々の絆と輪を大切にし、住む人が満足できる町にしていきます。
~協働によってはばたく町~
- 厳しい経済・財政事情にあっても、産業基盤の強化と行政運営の効率化をさらに進め、町の自立性を確立していくとともに、町と町民、地域がひとつになって、効率的で開かれた行政により、より良い那須町を目指し協働の町づくりをします。
- 21世紀に存在感のある「緑と活気にあふれ心ふれあうまち」を実現させ、那須町に生まれ、住み、そして訪れて良かったといえる町を協働でつくります。
(2)将来像実現の基本的な考え方(理念)
那須町のあるべき姿を踏まえ、その実現に向けた考え方を次に示し、まちづくりの基本理念とします。
~緑と伝統を活かす まちづくり・・・・(自然・歴史) ~
- 那須町は緑と水の自然豊かな環境に恵まれ、那須連山や八溝の山並みが織り成す雄大な景観は、町民のみならず国民共通の「ふるさと」を想起させる要素です。また高原には、別荘地やテーマーパークがあり、山麓には丘陵地を利用した酪農地帯が続き、平地部には水田が広がり、本町の産業を支える資源ともなっています。この恵まれた自然環境を未来に伝わるよう保全し、次世代にも引き継いでいきます。
- 東山道や奥州街道など古くから交通の要として栄えてきた本町には、原始縄文遺跡を始め古代遺跡が点在し、那須一族・伊王野氏や芦野氏が活躍した中世、近世の遺構も数多く、さらに、歴史的に知られた人物、源義経の伝説の地や、俳人松尾芭蕉などの足跡も大切に保存されており、こうした歴史や文化遺産を豊かな自然とともに守り、次の世代へ伝えていきます。
- 町は、そこに住む人があってこそ成り立ち、新たな歴史を刻み、文化を生み出します。これまでの那須町を大切にし、次世代に引き継いでいくため、子どもたちの健やかな成長を支援し、そして将来の町を支える、多様な担い手となる人づくりに取り組みます。
- 自然を慈しみ他人を思いやる豊かな心が、那須町に訪れる人々への「おもてなし」の心と、ふれあいのある身近な暮らしを生み出します。そうした意識を町に住むすべての人々が共有し、温かみのあふれる社会づくりを目指します。
~豊かな暮らしと活気のある まちづくり・・・・(産業・活力)~
- 那須町の主要産業である農・林業や畜産などの基幹産業をはじめ、商・工業、観光産業の連携により、バランスのとれた町の活力の維持・発展を図ります。
- 日光国立公園「那須温泉郷」、高原別荘地、レジャー施設、御用邸といった全国的な知名度を持つ那須町の優れた観光資源と、潜在力を活かした発展を目指します。
- 鉄道、高速道路などの恵まれた交通条件を活かし、様々な人々の交流を生み出し、また、那須町の各地域ごとの特性を生かすような、新たな町の活力を創出します。
- 将来の姿「緑と活気にあふれ心ふれあうまち」
- 町の将来を見据え、産業の振興をはじめとする町の活性化を図るとともに、豊かな自然の中での暮らしと、人と人とのふれあいを大切にして、町民のみなさんの夢の実現に向け、積極的に「明るく活気のあるまちづくり」を目指します。
- 進むべき方向
(1)自然と共生するまち
第6次那須町振興計画のダウンロード
第6次那須町振興計画後期基本計画(分割ファイル)
- 那須町町民憲章(pdf 393 KB)
- 町長あいさつ(pdf 126 KB)
- 目次(pdf 423 KB)
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第1部総論
第1章 後期計画策定にあたって(pdf 395 KB)
第2章 那須町のすがた(pdf 416 KB)
第3章 まちづくりのビジョン(基本構想)(pdf 455 KB)
第4章 後期基本計画における分野別政策・施策)(pdf 1.01 MB) -
第2部後期基本計画
第1章 自然と共生するまち(pdf 1.30 MB)
第2章 人が行き交いふれあうまち(pdf 649 KB)
第3章 暮らしにうるおいがあるまち(pdf 1.78 MB)
第4章 いきいき伸びるまち(pdf 1.66 MB)
第5章 健やかに心育むまち(pdf 1.59 MB)
第6章 自立と協働のまち(pdf 1.00 MB) - 資料編(pdf 1.09 MB)