那須歴史探訪館
施設案内
那須町は古くから文化伝播の経路にあり、遺跡、史跡が数多く残っています。
那須歴史探訪館は、町の歴史を「道」をテーマに表現しています。四季折々に変化を見せる那須の自然に培われた風土、生活にふれてみてください。
那須歴史探訪館 外観
開館時間
午前9時~午後5時
休館日
毎週月曜日(月曜日が祝日の場合はその翌日)
年末・年始(12月28日~1月4日)
※下記より、年間スケジュールをダウンロードできます。
臨時休館日のお知らせ
展示入替等のための臨時休館日は以下のとおりです。
7月1日(火曜日)~7月10日(木曜日)
12月16日(火曜日)~12月19日(金曜日)
3月17日(火曜日)~3月19日(木曜日)
観覧料
個人 200円(高校生以上、中学生以下無料)
団体 100円(20名以上)
※特別展は個人300円、団体200円となります。
※家庭の日(毎月第3日曜日)は、中学生以下のお子さまと同伴の場合、保護者の方も無料となります。
※栃木県内の美術館、博物館における共通割引制度 ”M割” (ミュージアム割引)を利用して入館するときは、半額となります。
※次に掲げる要件に該当するときは、観覧料が無料となります。
- 身体障がい者手帳の交付を受けている者が当該手帳を提示して入館するとき。
(障がいの等級が1級又は2級の者については、付添人1人を含む) - 療育手帳の交付を受けている者が当該手帳を提示して入館するとき。
(付添人1人を含む) - 精神障がい者保健福祉手帳の交付を受けている者が当該手帳を掲示して入館するとき。
(障がいの等級が1級の者については、付添人1人を含む)
イベントの案内について
那須歴史探訪館では、様々なテーマ展や企画展を年間を通して実施しています。
ボランティア古文書応援隊募集のお知らせ
探訪館では、交代寄合旗本芦野氏や黒羽藩の古文書、明治~平成にかけての簿冊やハガキのクリーニングと写真撮影を町民の方々と実施しています。那須町の歴史を未来に届けるため一緒に活動していただける仲間(町内外を問いません)を募集しています。
活動日 毎週木曜日・金曜日 10時~15時(活動日・時間は応相談。午前・午後のみ参加もOK)
場 所 那須歴史探訪館
備 考 午前・午後をまたぐ場合は昼食を御持参ください。
小中高生夏休み体験講座「ジュニア学芸員」参加者募集のお知らせ
夏休みの体験講座として、子どもたちが土器や古文書など「本物」に触れる機会を作りました。この機会にぜひ那須町の歴史や文化を守る活動・本物の文化財について体験していてください。日時 7月26日(土曜日)・27日(日曜日) 10:00~15:00
場所 那須歴史探訪館
講師 当館学芸員
定員 5名
内容 土器の水洗い、古文書のクリーニング、文化財探検など
申込 0287-74-7007
現在の展示について
開館25周年特別展「那須と戦争-日清戦争から戦後開拓まで-」
本年はアジア・太平洋戦争が終結して80年となります。那須町域でも、兵士・軍馬が出征し、銃後の女性や高齢者、子どもたちが国民総動員のなか戦争下を過ごしました。本展では、日清・日露戦争、軍馬補充部白河支部、学童疎開、空襲、兵士の手紙、平和運動、戦後開拓など那須町域と戦争の様相について紹介します。
会期 令和7年7月11日(金曜日)~令和7年12月14日(日曜日)
主な展示品
乃木将軍遺愛金的矢(当館蔵)/何応欽書(当館蔵)/牧野正吉「芦野風景」(当館蔵)/戦陣訓(個人蔵)/軍馬補充部白河支部瓦(西郷村歴史民俗資料館蔵)など
資料集
資料集『那須町と戦争‐日清戦争~アジア・太平洋戦争まで』(69頁)を500円で販売中。
詳しくは那須歴史探訪館の刊行物についてのページをご覧ください。
ミニシンポジウム「中国残留邦人と戦後開拓を考える」(定員40名/先着予約順/参加費無料)
・日時 8月31日(日曜日)14:30~16:30
・会場 那須町文化センター小ホール
・内容 講話「ある中国残留孤児とその家族について」(首都圏中国帰国者支援・交流センター)
講座「那須町と戦後開拓」(当館学芸員)
・申込 那須歴史探訪館(0287-74-7007)
講座「那須町と軍隊・疎開・空襲」(定員40名/先着予約順/参加費無料)
・日時 8月11日(月曜日・祝日)14:00~16:00・会場 那須町文化センター小ホール
・講師 当館学芸員
・申込 那須歴史探訪館(0287-74-7007)
鑑賞会「戦時中のニュース・日記を見る」(各回定員10名/先着予約順/参加費無料)
・日時 10月26日(日曜日)11月30日(日曜日)14:00~15:30 ※各回同じ内容・会場 那須歴史探訪館
当館所蔵の古文書の目録公開
那須歴史探訪館では町内に所在する古文書について収集・保管・調査研究・活用を実施しています。そのうち下記の古文書については、当館所蔵であり、かつ整理作業が終了したため、調査・研究・活用に役立てていただくために公開します。なお当該文書は那須歴史探訪館で閲覧することが可能です。資料集等の当館刊行物に関しては「那須歴史探訪館の刊行物について」をご参照ください。【寄贈文書】
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【寄託文書】
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芦野・伊王野地区の文化遺産散策
芦野・伊王野地区は那須町の中でも歴史が古く、数多くの文化遺産が存在します。文化遺産を散策できるよう、マップにしましたので観光・教育などにご活用ください。
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建物案内
那須歴史探訪館は、中世の芦野城、近世には交代寄合旗本芦野氏の陣屋があった麓に位置します。
隈研吾氏による設計の建物は、陣屋裏門と土蔵、展示館からなり、それぞれ時代を反映した造りとなっています。
駐車場から当館内はすべてバリアフリーとなっており、車いすの貸出(1台)も行っています。
陣屋裏門
現在芦野の上野町にある芦野氏陣屋裏門を模して造られたもので、芦野の町並みと茶臼岳を主峰とする那須連山を一望できる展望台への玄関口となっています。(写真は陣屋裏門)
土蔵
陣屋裏門の東側に建ち、江戸時代からのものに壁と屋根に補修を加え、歴史探訪館の趣を漂わせる役割を果たしています。(写真は土蔵)
展示館
那須町の歴史資料を「道」「通史」「トピックスギャラリー」の三部門に分けてそれぞれ特長ある展示方法によって紹介しています。
陣屋裏門の左側にある入口から入り、ほの暗い風除室を通ると一段と明るさが増した空間が迎えてくれます。
建物は、黒を基調した色彩の中に、地場産品の芦野石、藁左官、烏山和紙による自然色を配色し、ガラスと石の冷やかさと藁、和紙による温かさを混在させた斬新な雰囲気を漂わせています。
正面に受付と憩い場が設けられ、山藤と葛藤の蔓の壁によって仕切られています。外壁はガラスのため、空間が広く感じられます。(写真は館内)
設計
設計 隈研吾建築都市設計事務所 施工 川田工業
敷地面積 3,186.16m2
建築面積 579.12m2
延床面積 458.17m2
階数 1階
構造 鉄筋コンクリート造一部鉄骨造
交通アクセス
新幹線・電車をご利用の方へ
東北本線 黒田原駅 下車
- バスを利用(約15分、片道380円 ただし平日のみ)
- 行き
黒田原駅発、伊王野行き「芦野仲町」バス停下車
8時10分、12時15分、16時30分 - 帰り
伊王野発、黒田原駅行き「芦野仲町」バス停乗車、「黒田原駅」下車
9時30分、15時35分、17時07分
- 行き
→那須町民バス黒磯駅行「伊王野下町」12時38分発に乗車しますと黒磯駅まで行くことができます。
- タクシーを利用(約10分、片道約3,000円)
東北新幹線 那須塩原駅 下車
- タクシーを利用(約40分、片道約7,000円)
- レンタカーを利用
マイカーをご利用の方へ
東北自動車道「那須I.C」、「白河I.C」より車で約30分、「那須高原スマートI.C」より約20分
駐車場は当館前(普通自動車3台)、御殿山駐車場(普通自動車27台)をご利用ください。
貸切バスをご利用の方へ
マイクロバス・中型バスは御殿山駐車場(3台)をご利用ください。
大型バスは仲町の町営駐車場(2台)をご利用ください。
町営駐車場から当館までは徒歩約5分です。
地図
問い合わせ
那須歴史探訪館
住所:〒329-3443 栃木県那須郡那須町大字芦野2893
TEL:0287-74-7007 FAX:0287-74-7016
E-mail:rekishi@town.nasu.lg.jp