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在宅医療・介護連携推進会議「なすの輪会」

那須町では、近年、高齢化が急速に進み、高齢化率42.2%(令和5年9月現在)となっており、令和22年には50%を超える見込みとなっています。
また、高齢化率の上昇に伴い、住み慣れた自宅や地域で医療や介護を受けたいと考える人が増加することが予想されています。
那須町では、住み慣れた環境でできるだけ長く過ごせるよう、また「人生の最期は自宅で迎えたい」と望む人がその想いを実現できるよう「在宅医療」を推進しています。

在宅医療とは

高齢者や病気を抱えている方の多くは入院することなく住み慣れた地域で暮らし続けたいと望んでいますが、要介護状態となると通院も難しくなります。そこで近年、自宅や施設などの住まいに医療・介護専門職が出向き医療を提供する「在宅医療」が注目されています。昭和の頃の「町医者の往診」のイメージでしょうか。
在宅医療では患者さん本人やご家族を中心として医師をはじめ、様々な医療・介護専門職がチームとなって住み慣れた地域での生活を支えます。
一方で、在宅医療・介護の支援体制はまだまだ十分とは言えません。今後は在宅医療・介護に関わる専門職を充実させることに加えて、それぞれの連携を深め、質を高めるための取り組みが重要です。

那須町在宅医療・介護連携推進会議「なすの輪会」とは

町では平成30年に在宅医療に関わる医師をはじめ、歯科医師、看護師、保健師、薬剤師、管理栄養士、リハビリ専門職、生活・医療相談員、ケアマネジャー、デイサービス職員、ホームヘルパー、福祉用具専門相談員、民生委員、社会福祉協議会職員、行政職員など多職種で構成された那須町在宅医療・介護連携推進会議「なすの輪会」を立ち上げました(現在は33名で構成されています)。
在宅医療を希望する人が、安心して住み慣れた地域で療養できる体制をつくるため、下記の事業を取り組んでいます。

(1)住民啓発

住民の皆さんが、在宅医療について考える機会を設けることを目的として、広報・メディアによる周知や講演会などを開催します。

(2)支援者研修・事例検討

より質の高い在宅医療・介護の提供、受け入れ態勢の確保・強化を目的とし、支援者(医療関係者、ケアマネジャーや介護サービス事業所など)を対象とした研修会などを開催します。

(3)全体交流

在宅療養できる体制構築のため、支援者間の連携強化(顔の見える関係づくり、スムーズな連携)を目的とし、多職種交流会などを開催します。
なすの輪会ロゴ
▲なすの輪会ロゴマーク
「医療と介護の関係者が一つの輪になって利用者を支える」
「自転車の輪のように医療の輪と介護の輪が太いパイプで繋がり一緒に進んでいく」
という二つの意味を持っています。

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▲なすの輪会メンバー

最近の活動実績

 
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▲住民啓発事業「芦野ふれあいルーム出前講座」の様子(令和5年2月開催)
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▲全体交流事業「那須町医療・介護顔の見える交流会」の様子(令和4年10月開催)
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▲支援者研修・事例検討事業研修会「在宅で見取りを支えるために」の様子(令和6年2月開催)






 

掲載日 令和6年1月22日 更新日 令和6年3月18日
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【このページについてのお問い合わせ先】
お問い合わせ先:
保健福祉課 介護保険係・地域支援係
住所:
〒329-3292 栃木県那須郡那須町大字寺子丙3-13
電話:
0287-72-6910
Mail:
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