マイナ保険証をお持ちでなくても、これまでのとおり医療を受けられます

令和6年12月2日から、現行の健康保険証は新たに発行されなくなり、マイナ保険証を基本とする仕組みに移行しました。

マイナ保険証をお持ちでない方が医療機関等を受診するときは

これまでのとおり、お手元の保険証を医療機関等の窓口で提示してください。保険証は有効期限まで利用できます。
有効期限が切れた後も、マイナ保険証をお持ちでない方には申請いただくことなく保険証の代わりとなる「資格確認書」が交付され、引き続き医療を受けることができます。
 

マイナ保険証のメリット

高額医療の限度額を超える負担が免除されます

マイナンバーカードで資格確認を行うため、入院等、医療費が高額な場合に申請する「限度額適用認定証」が省略できます。認定証無しで高額療養費制度における限度額を超える支払いが免除されます。

より良い医療が受けられます

過去に処方されたお薬の情報や健康診断の結果が見られるようになるため、身体の状態や他の病気を推測して治療に役立てることができます。また、お薬の飲み合わせや分量を調整してもらうこともできます。

医療費を節約できます

マイナ保険証を利用することで、毎回医療費を20円節約でき、自己負担も低くなります。

確定申告の医療費控除が簡単になります

マイナポータルから保険医療を受けた記録が確認できるようになるため、領収書を保管・提出する必要がなくなります。また、マイナポータルとe-Taxを連携することで、医療費のデータを自動入力できます。

マイナンバーカードを健康保険証として利用するための準備

1. マイナンバーカードを申請してください。（すでにお持ちの方は不要です）

   申請方法は以下の3つから選べます。

• オンラインによる申請（パソコン・スマートフォンから）
• 郵便による申請
• まちなかの証明写真機からの申請

2. マイナンバーカードを健康保険証として使えるよう利用登録してください。

   利用登録方法は以下の3つから選べます。

• 医療機関・薬局の受付（カードリーダー）で行う
• 「マイナポータル」から行う（役場本庁の住民生活課でもお手伝いします）
• セブン銀行ATMから行う

よくある質問

Q.マイナンバーカードは安全ですか

マイナンバーカードのICチップには保険情報や医療情報自体は入っていません。また、紛失・盗難の場合はいつでも一時利用停止ができます。不正に情報を読みだそうとすると、ICチップが壊れる仕組みもあります。

Q.12月2日以降はマイナ保険証がないと医療機関等を受診できませんか

マイナ保険証をお持ちでない方は、これまでのとおり、お手元の保険証を医療機関等の窓口で提示することで受診することができます。
お手元の保険証は有効期限まで利用できます。
有効期限が切れた後も、マイナ保険証をお持ちでない方には申請いただくことなく「資格確認書」が交付され、引き続き医療を受けることができます。
（マイナ保険証を紛失等した場合は、保険者に申請することで「資格確認書」が交付されます）

Q.保険が切り替わったが、マイナ保険証の再登録は必要ですか

マイナ保険証の保険情報は自動で更新されるため、再登録は必要ありません。
なお、国民健康保険の加入・脱退の手続きは必要となりますのでご注意ください。

Q.マイナ保険証の利用登録が完了しているか確認したい

利用登録の状況は、マイナポータルの「さがす」→「健康医療」→「健康保険証の確認」で確認ができます。登録が完了している場合は、マイナンバーカード利用の欄に「登録済」と表示されます。

Q.保険の切替手続きをした日に病院を受診したが、オンライン資格確認の際に以前の保険情報や「資格なし」と表示されたのはなぜですか

保険の切替手続き後、データが反映されるまで一定の時間がかかります。お手数ですが病院の受付に保険を切り替えたばかりであることを説明し、受付の指示に従ってください。

さらに詳しい情報を知りたい場合は、以下のサイトをご覧ください。
 政府広報オンライン「マイナ保険証 2024年12月2日マイナ保険証を基本とする仕組みへ。」（外部サイト）